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認知の偏り

 前回の話で、発達障害の話をして、学習障害(LD)とターナー症候群は別なのではないかという意見もありました。学習障害の定義も医学と教育では違うのですが、文部科学省では以下のように定めています。

 学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない。
「学習障害及びこれに類似する学習上の困難を有する児童生徒の指導方法に関する調査研究協力者会議  最終報告(1999)」より抜粋

 また、さまざまな先行研究の中で、学習障害の原因として性染色体異常があることや、算数障害には、ターナー症候群などとの合併がある(両報告とも、08年LD学会での報告)があります。

 前回から、専門用語が多くて申し訳ありませんが、要するに、ターナー症候群の算数の苦手さや、図形を描くことが得意ではない、おとなになると車の運転が苦手、地図から場所を探すことができない、方向音痴などと苦手なところがあり、それらは覚え方ややり方を変えることで、ある程度クリアできること、仮にクリアできないとしても、自分の特性を十分に理解することで、自分に合った対応を考えていくことが大事なのです。

現在、学校に通っていて学習面や対人面で困った感を持っているターナーのお子さんに対しては、各学校での対応が必要です。現在、各学校では学校全体でそのような子供たちに対しての支援を行おうとしています。

お子さんの学習についての悩みなどありましたら、コメントあるいは山形ひまわりの会のメールよりお知らせください。

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学習」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
私の娘は6歳です。
昨年ターナーの診断を受け落胆はしたものの前向きに考え向い合っています。
心臓(心房中核欠損)の診断もうけ手術をよぎなくしておりますが本人はいたって元気で明るく生活してますので親が励まされている有様です。
学習についてですがやはり数字は得意ではないです。公文に通わせていますが進みが悪いので気になります。人並みにと思っていますが、ターナーの特性と考えるのも悔しく頑張ってもらいたいです。
学習面でターナーとの関連性は否定できないのでしょうか。あまり無理させてはとも思いますので。

投稿: DANA | 2009年1月11日 (日) 13時59分

DANAさん、コメントありがとうございます。診断を受けたばかりということですが、保護者が前向きに過ごすことが大事です。ターナー症候群の「症候群」にありますように、心臓を含めていろいろな症状が出る場合もあります。しかし、その出方は人それぞれです。
学習面でもそうです、決してターナーだから算数が分からない。あるいは、算数が分からないからターナーだとも言えません。通常の学級にも、算数が分かる子供もいれば、苦手な子供もいます。一つの学級には、理解が早い子と理解が遅い子が混じっていますから、当然です。その範囲で考えれば、何も問題はありません。
しかし、たとえば、計算は得意なんだけれども、応用問題になるとわからない。掛け算の九九はできるが、三角と四角の区別が分からないなどのある特定の部分ができない場合は、本人もどうしてできないのか悩みます。そのような場合は、本人に合った学習方法を考えることが必要です。何度も言いますが、決してターナーの特性として算数が苦手なのではありません。苦手な人もいるだけです。

そして、苦手だからと言ってあきらめることはありません。その子の得意なやり方で学習していけばよいのです。

ただ、上記したようなできる部分とできない部分がある場合は、なぜそうなるのか原因を探ることが必要です。どのようにして探るかについては、今後ブログの中で書いていきます。

それから、DANAさんのコメントは他の多くの方もご覧になります。もし、コメントとして載せたくない場合は、右枠にある「メールを送信」のメールで送ってください。これは、個人的に作成者のみにメールが来ます。

投稿: ブログ作成者 | 2009年1月11日 (日) 14時48分

私はターナー本人です。年齢的にお母さん方と同じくらいの世代だと思います。
「人並みにと思っていますが、ターナーの特性と考えるのも悔しく頑張ってもらいたいです。」と書かれていますね。お気持ち察します。

私が子供のころはこのような研究はされておらず、数学が苦手なのはご多分にもれず・・・。他の物も当てはまっていたのですが、自分でも小さいことと関連があるのではとうすうす感じながら、ひたすら自分のベストを尽くすことだけでした。
逆にいえば、あまり構えずに、お嬢さんの力が最大限引き出せるように、ベストを尽くせるように見守ってあげるのが一番大切だと思います。

ターナーと結びつけ、それが改善につながるものであれば、とことんまでターナーと向き合うことも意味があると思いますが…。


投稿: あっこ | 2009年1月17日 (土) 15時36分

いろいろ励ましのコメントありがとうございます。
ゴールデンウイークは家族で山形に旅行へ行きました。娘も小学校へ上がり日々成長してはおりますが身長100CMにようやく到達したかです。ハンデはありますが毎朝元気に学校へ行ってますので親としてはとりあえずこのまま成長してくれればと思っています。夏には心房中核欠損の治療を控えてますのでそれが済むまでは心配の種は消えませんがそのほかに何かあったらとか考えるとまた不安になります。

投稿: DANA | 2009年5月10日 (日) 15時29分

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